ARMが優勢となるvCPEソリューション、その理由とは?

先日Light Readingと共同でウェビナーを開催しましたが、出席者の方々に「近い将来ARMベースのvCPEソリューションの導入を予定していますか?」という質問をしたところ、次のような回答結果を得ました。


出典: Light Reading Webinar Poll June 2017

ほぼ半数(45.8%)が別のvCPEオプションをまだ検討中であり、どのアーキテクチャにするかはっきりと決めていないと回答していますが、これは驚くようなことではありません。5G、Industrial IoTと並び、NFV導入のキードライバーであるvCPEについては、選定に十分な時間をかけるのは合理的だと思われます。というのも、次のような要件に適合する最適なアーキテクチャが必要になるからです。

  • トラフィックのスループット - 帯域幅の増大を管理できるか?
  • 顧客施設におけるコンピューティング能力とストレージ容量 - どの程度必要か?
  • コスト - 好ましいROIを得られるような適切なコスト構造になっているか?
  • オーケストレーションとデバイス・マネジメント - ニーズに合ったシンプルさと柔軟性を備えているか?

この先もサービスの高収益性を確保するには、最初から正しい組み合わせを導入することが大切です。

2番目に大きな回答者グループはアーリー・アダプターで、ARMをベースとしたvCPEソリューションの構築やデプロイを既に開始している(12.5%)、12ヵ月以内にそうした導入を計画している(8.3%)という内訳になっています。このグループの回答者は、様々なオプションでベンチマークを実施することにより、ARMアーキテクチャの価格、電力効率、パフォーマンス面でのメリットを効果的に活用する方法を見つけ出しています。

ARMがエッジに適していることを考えれば、この選択は当然のことと言えるでしょう。ARMアーキテクチャの導入は、開発者にその多彩な機能が浸透するにつれて拡大すると予想されます。このことは特に、スペース、電力効率、パフォーマンス、コストの最適化が必須となる5Gとエッジでの仮想化に当てはまります。

最後に、ウェビナー出席者の29.2%は、ARMベースのvCPEソリューションを導入する計画がないと回答しています。この中には、vCPEソリューションに全く関連のない企業だけではなく、x86アーキテクチャを選択した企業も含まれています。つまり、このことから、開発者には選択の余地があること、そして健全な競争により強力な選択肢が提供されていることがわかります。

Eneaの役割とは?Eneaは、エッジ向けに最適化し、カスタムな統合とサポートで強化したNFVインフラストラクチャ向けの商用ソフトウェアを提供しています。Enea NFV ソフトウェア・プラットフォームは、ARMベース、x86ベース両方のデバイスをサポートしています。詳細な情報はこちらをご参照ください。

Erik Larsson head shot

投稿者:Erik Larsson(Enea)