ミッション・クリティカルなアプリケーションやネットワークで高可用性を実現

Enea Element High availability

Enea Element High Availabilityは、高可用性アプリケーションの設計や実装を簡素化する、強力なアプリケーション開発フレームワークです。

Enea Element High Availabilityは、連続運用、拡張性、高パフォーマンスが求められるアプリケーションに最適です。

真の高可用性をもたらすコンピューティング・プラットフォーム

耐障害性ハードウェア・ソリューションは、迅速なフェールオーバーを提供しますが、コストが高いことが問題です。

このハードウェア・ソリューションは、高価な専用ハードウェアが必要であるにもかかわらず、アプリケーション内のエラーを検出し、修正することができません。

Enea Element High Availabilityは、高可用性アプリケーションの開発を可能にするアプリケーション・フレームワークです。

高可用性を目的とするアプリケーションには、耐障害性設計が必要です。

このため、アプリケーションは、発生する可能性のあるエラーを把握した上で、発生時にどのように対処するかを理解していなければなりません。

Enea Element High Availabilityには、アラーム/通知のサポート、ヘルス・モニタリング、チェックポイント・サービス、エラー処理/修復といった高可用性アプリケーションの設計に必要な機能がすべてそろっています。

多様な高可用性アプリケーションに対応

Enea Element High Availabilityが提供するサービスは、シングルSoC(System-on-Chip)から、シングルボード、シンプル・クラスタ、シャーシ・ベース・システム(µTCA or ATCA)、クラウド・プラットフォームまで、さまざまなCOTS(商用オフ・ザ・シェルフ)と統合し、柔軟性のあるアプリケーション・レディなコンピューティング・プラットフォームを実現します。

Enea Element High Availabilityは、幅広い機器やアプリケーションに対応するために必要なモジュール性と柔軟性を備えています。

各種サービスを網羅した完全なスイートは、基地局、メディア・ゲートウェイ、ストレージ・スイッチ、IPルータ/スイッチなどのネットワーク・インフラストラクチャの実装に最適です。

また、Enea Element High Availabilityのモジュール型アーキテクチャにより、単純な設計や自社のレガシー・インフラストラクチャ・サービスを強化する目的のみの場合には、サービスのサブセットをデプロイすることもできます。

業界標準のサポートとオプション・サービスによる強化

業界標準への準拠

オープン・スタンダードに基づく開発モデルにより、システム・ベンダーはコンポーネントを柔軟に選択できるため、特定のベンダーへの依存する必要がなくなります。

柔軟性

Enea Element High Availabilityは、多数の冗長モデルへのサポートを提供しています。このため、高可用性アプリケーションの設計において、ハードウェアの最適な再利用による負荷分散と低コスト、複数のスタンバイ・ノードによる極めて高い堅牢性を実現することができます。

強力なサービス

Element High Availabilityは、アップグレードのサポートやリリース管理、ATCA(Advanced Telecommunication Computing Architecture)対応のシャーシ管理、ログ・サービス、ランタイム・デバッグ・サービスを含む、ソフトウェア管理を提供します。

高パフォーマンス・高拡張性分散型システム向けの設計

銀行システム、鉄道や航空機の運用・制御システム、ゲートウェイ、トランスポート・ネットワーク、ルータといったミッション・クリティカルなアプリケーションやネットワークにおいて、高可用性は必須です。

システムのダウンタイムは、経済損失につながります。このため、システムのダウンタイムに伴って罰金が科されることがよくあります。

高可用性は、システム全域にわたるサービスで、フェールオーバーによりアプリケーション全体を復旧します。Eneaは高可用性テレコム・アプリケーションは50ms以内に復旧するという業界要件に適合しています。

通常、分散システムは、OSを実行する各種コンポーネントを含む、ネットワーク接続されたノードのクラスタです。

コンポーネントは修復可能な最小単位であり、多くの場合個別のハードウェアです。

ノードのコンポーネントは、編成またはグループ化することができます。

サービス・ユニットはコンポーネントのグループであり、サービス・グループにはいくつかのサービス・ユニットが含まれています。サービス・インスタンスは、サービス・グループに基づいたリカバリ・メカニズムを使用する「論理的」なアプリケーションです。

ソフトウェア管理 – インサービス・アップグレード

「コールド」システム・アップグレードは、深刻なデバイス障害、すなわち、「ダウンタイム」と同義になってしまっています。そうした現状では、あらゆるソリューションにとって、インサービス・アップグレードが不可欠な要素になっています。

Enea ElementのIn-Service Upgrade Managerは、サービスに影響を与えることなく、実行中のクラスタ内で個別のコンポーネントとノードレベルの両方のアップグレードに対応します。

HAサービスを利用してコンポーネントのフェールオーバーや再起動をコーディネートし、ソフトウェアの旧バージョンから新バージョンの再起動に適切に対応します。

ENEA ELEMENT HIGH AVAILABILITY

複数の冗長モデル向けのサポートを提供

  • 2N
  • N+M
  • N-Way
  • N-Way Active
    • 負荷分散構成のサポート
  • None

リカバリ・メカニズム

  • コンポーネントの再起動(障害箇所)
  • コンポーネントの冗長コンポーネントへのフェールオーバー
  • ノードの再起動
  • ノードの冗長ノードへのフェールオーバー
  • クラスタの再起動

3つのレベルで実行可能なヘルス・モニタリング

  • パッシブ・モニタリング - 「死」を警戒して反応する
  • 内部でのアクティブ・モニタリング - コンポーネントが自身で監視し、エラー発生時にレポートする
  • 外部からのアクティブ・モニタリング – コンポーネントの健全性をアクティブに監視する

チェックポイント・サービス

  • 迅速なサービス復旧を図るために、アプリケーションの動的な状態情報を複製

ソフトウェア管理

  • ISU(インサービス・アップグレード)
  • イメージ管理ツール

シャーシ管理(オプション)

  • ATCA(Advanced Telecommunication Computing Architecture)プラットフォームが対象
  • SAフォーラムのHPI(Hardware Platform Interface)に準拠
  • OpenHPIまたはベンダーHPI
  • ATCAシャーシのリソースに対応

 

お客様のお役に立つために

デバイス管理プロジェクトの構築についてのご質問、アドバイス、詳細な情報をご希望の場合には、Eneaにお気軽にお問い合わせください。

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製品概要

Enea Element High Availabilityの製品概要では、追加機能、メリット、サービスについて詳しく説明しています。ダウンロードしてご確認ください。

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ホワイトペーパー

Enea Elementのフレームワークによる分散システムの簡素化 - 拡張性、管理しやすさ、高可用性を実現するシステムの設計に関するホワイトペーパーです。

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高可用性

Joe Kidderが、Amazon EC2ベースのクラスタにおいて、データベース・サービスを1つのノードから別のノードへとフェールオーバーするテレコム・グレードの高可用性の仕組みを紹介します。

一から構築した高可用性ソリューション

常に稼働し、サービスを提供し続けるシステムを構築するには、あらゆる領域に対するコミットメントが必要です。そうしたシステムの構築は、高可用性向けに設計された信頼性のあるハードウェアに始まり、包括的なハードウェア/ソフトウェア・システム・アーキテクチャ、そして中断せずに実行を継続するソフトウェア・ソリューションで終わります。

このようなソフトウェア・ソリューションには、分散システム設計につながる冗長性と拡張性が欠かせません。