先進的な DPI (ディープ・パケット・インスペクション) ベースのクラシフィケーション・エンジン Qosmos ixEngine® は、市販されている DPI ライブラリの中では最も多い3400種類以上のプロトコルを認識します。
新規/既存ソリューションと簡単に統合できるソフトウェア・ライブラリ、モジュール、ツールで構成され、ソフトウェア開発キット (SDK) として提供されます。開発者は、業界の先端を行く IP フロー解析テクノロジーを活用することで、ネットワーク・ソリューションにおいてトラフィックを最大レイヤー7まで詳細に可視化することができます。Qosmos ixEngineをソフトウェア・コンポーネントとして統合すれば、プロトコル認識機能を自社開発する必要がなくなるため、製品開発プロセスの簡素化と製品提供の早期化につながります。Qosmos ixEngine は、物理環境、仮想環境、SDN(Software Defined Network)アークテクチャのいずれにおいても利用できます。

3400 種類以上のプロトコルとアプリケーションを認識

暗号化トラフィック/回避型トラフィックのクラシフィケーション

10 Gbps、40 Gbps、100 Gbps でのリアルタイムなトラフィック分析用に最適化
デコーディング・エンジン
- ステートフル・インスペクション、挙動分析、統計分析、ヒューリスティックなどの高度なテクニックを組み合わせることにより、各 IP の背後にあるプロトコルやアプリケーションを識別。
- プロトコル (ボリューム、ディレイ、ジッタなど) やアプリケーション (ウェブサイト上のストリーミング・ファイル名) からメタデータを抽出。注: トラフィックを事前にDecryptionしておく必要があります。
プロトコル・プラグイン・バンドルとアップデート
- Qosmos のプロトコル・プラグイン・バンドルには、フローのクラシフィケーションおよびメタデータの抽出用のプロトコルとアプリケーションが多数含まれています。Enea のプロトコルに関する経験と知識の詳細はこちら >>
- Qosmos ラボは、プロトコルとアプリケーションを継続的にモニタし、それらを常に最新の状態に維持するためにプロトコル・プラグインを更新します。
CUSTOM SIGNATURE モジュール
- ユーザーは、カスタムのプロトコル・プラグインを作成し、ランタイム時に Qosmos ixEngine フレームワークに統合することが可能
DEEP FILE INSPECTION モジュール
- 疑わしいファイル (不正な/偽のタイプや暗号化) のやり取りを特定
- マルウェア検出の基本チェックと Data Leak Prevention を実行
RULE ENGINE モジュール
- クラシフィケーションとメタデータ抽出の出力に対して、ランタイム時に顧客定義ルールを実行
- API を使用してルールを設定し、それらのルールを本番段階でルール・エンジンに読み込む。ルールは、使いやすい JSON 形式
動画
サイバーセキュリティ・アプリケーション向け Qosmos DPI Engine のデモ
動画
ネットワーク/テレコム・アプリケーション向け Qosmos DPI Engine のデモ