Kaloom 社、5G クラウド・データセンターの高度なネットワーク・スライシングで Enea と連携

2021年09月02日、スウェーデン・ストックホルムにて

Kaloom 社は、クラウドネイティブな 5G UPF (User Plane Function) 製品に Enea の Qosmos ixEngine® を組み込むことを決定しました。同社の 5G UPF は、5G クラウド・エッジ、ハイブリッド 4G/5G、5G パケット・コアのデプロイメント向けの完全にプログラマブルで自動化されたクラウドネイティブ・ネットワーキング・ソリューションです。

Enea の Qosmos ixEngine は、効果的な 5G スライシングに必要なアプリケーション・アウェアネスを提供することにより、Kaloom 社の 5G UPF のパフォーマンスをさらに高め、優れたコスト効率の実現に貢献することが期待されています。

5G において、トラフィック・オーケストレーションを担う UPF は、マルチアクセス・エッジ・コンピューティング (MEC) のキーイネーブラーになると目されています。その理由は、UPF が地域配置のローカル・クラウド・データセンターだけでなく、5G コア・データセンターにもデプロイでき、利用者とテクノロジー・リソース間の距離を短縮できることにあります。この MEC の近接性という利点は、ネットワーク・スライシングを通じて効果を発揮します。共有される分散型 5G ネットワーク・インフラストラクチャ全体にわたり、それぞれのトラフィック・フロー個別のアプリケーション要件に基づき、接続リソースとコンピューティング・リソースを動的に組み立てます。MEC とスライシングは、高スループット、低レイテンシ、卓越した信頼性を実現する新しい 5G アプリケーションをマーケットに提供するための基盤を形成します。

Kaloom 社の 5G UPF は、テレコム・オペレータやサービス・プロバイダに対し、新たな 5G アプリケーションをサポートする迅速かつコスト効率に優れたソリューションの提供を目的としています。その最大の特長は、ハードウェア・レベルに至るまでマルチテナントの完全な分離を実現するネイティブ・ネットワーク・スライシング機能です。また、ホワイトボックスなどの汎用ハードウェア上でも実行可能なオープン・ソリューションであるという点も重要です。5G アプリケーションの優れたアクセラレーションの結果、テレコム・オペレータやサービス・プロバイダは高パフォーマンス、柔軟性、セキュリティを、TCO を 10 倍削減しながら実現することができます。

Kaloom 社は、UPF のパフォーマンスにまったく影響を与えることなくキメ細かで高度なネットワーク・スライシングを実現するために、5G スライシングにとって重要な UPF アプリケーションの識別を独立ファンクションとするアーキテクチャを採用しました。 そしてUPF アプリケーション識別のコア技術に、マーケットで最も先進的なトラフィック・クラシフィケーション技術である Enea Qosmos ixEngineを選定しました。

調査会社 ACG Research 社の主席アナリストである Paul Parker-Johnson 氏は、次のように解説しています。「ネットワーク・ベースのエッジ・コンピューティングは、テレコム・オペレータにとって新しい 5G アプリケーションやサービスから収益を得る絶好の機会となっています。この機会を実際の収益につなげるには、5G に必要なクラウドネイティブなサービスベースのアーキテクチャにおける経験や知識に加えて、高度なネットワーク・スライシングや多面的な SLA の提供を実現するために、正確かつ極めて効率的なアプリケーション識別能力が必要です。Kaloom 社と Enea によるソリューションは、こうした能力を獲得し、マルチアクセス・エッジ・コンピューティングを戦略的企画の域から抜け出し、収益を生み出す具体的な事業へと移行するための”確かな手法”をオペレータに提供します。」

Kaloom 社の最高技術責任者 (CEO) の Suresh Krishnan 氏は、次のように語っています。「我々は、いろいろなトラフィック・クラシフィケーション・ソフトウェアを検討した結果、Qosmos ixEngine が、Cloud/SaaS、M2M、IoT シグネチャを含めて、最も幅広く、最も正確なプロトコル・カバレッジを提供しているという結論に達しました。暗号化されたトラフィックをクラシファイできるだけでなく、フローの最初のパケットからアプリケーションを識別する能力 (ファースト・パケット・クラシフィケーション) では他のソリューションを凌駕しています。最後に、仮想現実、産業用ロボット、インタラクティブ・ゲーミング、リモート診療などの新たな 5G アプリケーションには、クラウドネイティブなアーキテクチャが欠かせないため、ixEngine が CNF (Containerized Network Function) として利用できる点も決め手となりました。」

Enea のエンタープライズ・ビジネス・ユニット担当シニア・バイスプレジデントの Jean-Philippe Lion は、次のように述べています。「クラウド、リモート・ワーク、IoT へのシフトが進む中、すべての接続を中央のコーポレート・データセンターを経由して行うことは、意味をなさなくなっています。現在のビジネスに役立ち、顧客のニーズに応えると共に、マッシブIoT、クリティカル IoT、モバイル・ブロードバンドをサポートなどの新たな 5G ユースケースをサポートするには、リソースとユーザーを近づけることが極めて重要です。だからこそ、ネットワーキングとセキュリティが分散型エッジ・クラウドに移行し、アジリティ、パフォーマンス、拡張性を向上させているのです。Kaloom 社はこの非常に重要な移行の主要イネーブラーであり、我々は、この期待の大きい 5G の将来に向けて、同社と手を携えて進むことを光栄に思っております。」

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Enea について

Enea は、テレコムおよびサイバーセキュリティ向けに革新的なソフトウェアの世界的なリーディング・スペシャリストです。Enea のクラウド・ネイティブな製品は、モバイル・サブスクライバー、エンタープライズ・カスタマー、IoT 向けのさまざまなサービスで利用されています。Enea のテクノロジーは、世界中の 30 億以上の人々の生活を支えています。

Enea は、スウェーデン・ストックホルムを本拠とし、Nasdaq Stockholm に上場しています。詳細については、www.enea.com をご覧ください。

Enea 広報担当

Erik Larsson (マーケティング&コミュニケーション担当シニア・バイスプレジデント)
メールアドレス:erik.larsson@enea.com

Kaloom™ について

Kaloom 社は、完全にプログラマブルで自動化されたクラウドネイティブなエッジ・センター・ネットワーキング・ソフトウェアを提供し、テレコム・オペレータ、固定/モバイル・オペレータ、データセンター・プロバイダ、クラウド・サービス・プロバイダが用いてきたクラウド・エッジ・ネットワークやデータセンター・ネットワークの分散手法を根底から覆します。Kaloom 社は、世界有数のネットワークに対する大規模なネットワーキング、アナリティクス、AI ベースの各種ソリューションの提供で輝かしい実績を持つベテラン技術者らで構成されています。

Kaloom 社は、カナダ・ケベック州モントリオール市のイノベーション特区 Quartier de l’innovation に本拠を置いています。詳細については、www.kaloom.comをご覧ください。

Kaloom 社広報担当

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