Enea の新機能「First Packet Advantage」、SD-WAN/SASE ベンダーのパフォーマンス向上とイノベーションを推進

2021年02月10日、スウェーデン・ストックホルムにて

Enea は、同社の DPI ベースの組込みトラフィック・インテリジェンス・エンジン「Enea Qosmos ixEngine®」のメジャー・エンハンスメントとして、「First Packet Advantage」の提供を開始いたしました。SD-WAN ソリューションや SASE (Secure Access Service Edge) ソリューションを提供するベンダーは、この新機能により、パフォーマンスを即座に向上させ、完全な暗号化環境、人工知能 (AI) を利用したオーケストレーションや分析など、業界の大きな変化に遅れることなく対応することができます。

ファースト・パケット・プロセッシングは、フロー内の最初のパケットから、ネットワークにあるサポートとサービスを特定するテクニックです。これを利用すれば、独自の帯域幅、レイテンシ、セキュリティなどの要件に関連するルールなど、アプリケーション固有のルールを即座に実行できます。

調査分析会社 AvidThink の創設者兼主任研究員である Roy Chua 氏は、次のように述べています。「SD-WAN ソリューションや SASE ソリューションにとってアプリケーション・アウェアネスは不可欠ですが、従来型のトラフィック・クラシフィケーション・エンジンのほとんどは、正確さ、きめ細かさ、パフォーマンスの面で合格点には程遠いのが現状です。Enea の First Packet Advantage のようなソリューションは、ファースト・パケット・モードで高い正確性を維持しながら動作し、ベンダーやエンド・カスタマーに強固な保護と高いパフォーマンスを提供します。

First Packet Advantage のマルチティア・キャッシュ・システムには、DPI 対応が検証済みの IP アドレスとアプリケーションの組み合わせが多数含まれ、継続的に更新されています。これは、Enea がこの分野で最も得意とする代表的なイノベーションです。」

この新たなアプローチは、今日のSD-WAN ソリューションや SASE ソリューションにとって、パフォーマンスの向上を即座に実現するための切り札となります。また、高度なデータ精度と超高速処理能力も提供することで、SD-WAN 市場での AI を活用したオーケストレーションだけでなく、統合型 SD-WAN とクラウド・サービスとしてのセキュリティ・ファンクションを提供する SASE ソリューションでの AI ベースのセキュリティ運用・マネージメントや脅威分析にも十分に対応できます。

さらに、First Packet Advantage は、アプリケーションとサービスのクラシフィケーションに加え、堅牢なセキュリティ関連情報を提供できる点でもユニークな存在です。この機能により、SASE ベンダーの既存のセキュリティ能力が向上するとともに、SD-WAN ベンダーのさらなる製品開発も促進されます。特にSD-WAN ベンダーは、このセキュリティ関連データを活用して、新しいセキュリティ・ルールによる製品の強化、セキュア SD-WAN ソリューションの一部であるファイヤーウォールなどの主要なセキュリティ・コンポーネントの開発、完全なクラウド・ベースの SASE ソリューションへの転換を図ることができます。

それに加えて、First Packet Advantage は、暗号化されたストリーム内のプロトコル、アプリケーションやサービスを正確に特定できます。暗号化が幅広く使用され、強力でより堅牢な暗号化標準の採用が進む中、この特長は特に価値のあるものと言えます。業界でのこうした変化により、プロキシを利用したトラフィックのデクリプションとインスペクションができない、またはそれを実施するとパフォーマンス上望ましくない結果が生じる、といった状況が今後拡大すると予想されます。そのような状況下でも、First Packet Advantage は重要なセーフガードとして機能するため、ベンダーはパフォーマンスの最適化や脅威の防止に欠かせない可視性を維持することができます。

Enea のエンタープライズ・ビジネス・ユニットのシニア・バイスプレジデントである Jean-Philippe Lion は、次のように述べています。「我々は、エンタープライズ・ネットワーキング、テレコム、サイバーセキュリティのソリューションを開発するベンダー向けに組込み型ソフトウェアを提供するプロバイダです。当社の R&D 部門が実現する一つひとつのイノベーションは、絶え間なく進化するネットワーク運用の課題に対応する新たなソリューションの開発に取り組むお客様の原動力となっています。特にこの種のイノベーションは、SD-WAN、SASE など、競争が厳しく変化の速度が速いダイナミックな市場において重要です。」

Enea の組込み型トラフィック・インテリジェンス製品は、リアルタイムにトラフィックをクラシファイし、ネットワーク・アクティビティに関するキメ細かな情報を提供します。Enea のポートフォリオには、Enea Qosmos ixEngine および Enea Qosmos Probe などがあります。Enea の製品は幅広いプロトコルに対応しており、ネットワーク機器メーカー、テレコム・サプライヤ、サイバーセキュリティ・ソフトウェア・ベンダー向けにソフトウェア開発キットまたはスタンドアロンのネットワーク・センサーの形で提供されています。

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お問い合わせ

Erik Larsson (マーケティング&コミュニケーション担当シニア・バイスプレジデント)
メールアドレス:erik.larsson@enea.com

Enea について

Enea は、テレコムおよびサイバーセキュリティ向けに革新的なソフトウェアを提供する世界的リーディング・サプライヤです。データ・マネージメント、モバイル動画トラフィックの最適化、エッジの仮想化、トラフィック・インテリジェンスのためのクラウド・ネイティブな 5G 対応製品を主力としています。Enea のテクノロジーは、世界中の 30 億以上の人々の生活を支えています。

Enea は、スウェーデン・ストックホルムを本拠とし、Nasdaq Stockholm に上場しています。詳細については、www.enea.com をご覧ください。